松尾芭蕉のキャラクター
松尾芭蕉の俳人としての特徴 Record of a haiku exchange on kaishi writing paper by Basho Matsuo 松尾芭蕉は江戸時代を代表する俳人で、わびさびを表現した俳風を確立した。芭蕉は伊賀の農民の家に生まれ、奉公で仕えた主君と共に俳諧を始めた。当時、言葉遊びや滑稽が主体の芸能だった俳諧にわびさびを取り込むなど、芸術的な表現を新たに打ち出した。その功績は非常に大きく、後世に俳聖と呼ばれるほどの影響を与えた。 関連ページ 松尾芭蕉のプロフィール 松尾芭蕉のエピソード 主君と共に俳諧を開始 俳諧を始めたのは主君の主計良忠と共に北村季吟の師事した19歳頃で、四年後に主計良忠が亡くなるとその遺骨を高野山に納めたが、無常を感じて一所不在の身で俳諧に専念することになったといわれる。29歳頃に「雲とへだつ友かや雁の生き別れ」(白井鳥酔編『冬扇一路』)を詠んで江戸…