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年越しそばの具材と組み合わせ

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年越しそばの具材はかまぼこ、ねぎ、天かす、卵などが良く使われます。その他、地域や家庭によってさまざまな具材が使われます。 人気の具材 年越しそば by 結城永人 年越しそばの具材には一般的に以下のようなものがあります。 かまぼこ かまぼこは白身魚のすり身で作られる練り物です。縁起物として紅白かまぼこがあり、紅が目出度さや魔除け、白が神聖さや清浄を意味して年越しそばにも良く使われます。 かまぼこはその他にもさまざまな種類があり、ちくわ、さつま揚げ、厚焼きかまぼこなどが代表的なものです。 ねぎ ねぎは長く伸びることから長寿を願う意味があります。また、ねぎを切る音は「切る」に通じ、災いを断ち切るという意味があります。 ねぎは生のまま、刻んで入れるのが一般的ですが、天ぷらやきんぴらなどの料理にして入れることもあります。 海老天 海老天は縁起物として用いられる代表的な具材です。エビは長いひげと曲がった腰の長寿や飛び出し…

年越しそばの歴史的な成り立ち

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年越しそば by 結城永人 年越しそばとは大晦日に食べるそばのことで、日本を代表する伝統的な食文化の一つです。その歴史に様々な説がありますが、最も古いものは鎌倉時代まで遡ります。 鎌倉時代 年越しそばの鎌倉時代の起源は福岡県福岡市博多区博多駅前の承天寺に由来する世直し(福そば/運そば)の伝説にあります。 承天寺の世直しそば 当時、謝国明という南宋の商人が承天寺で、大晦日に貧しい人が新年を無事に迎えられないことを嘆き、粥の餅(餅のような蕎麦がき)を振る舞うと食べた人は翌年から福に恵まれたことから地元の博多では年越し蕎麦を福そばや運そばと呼び、後に年越しそばの起源となりました。 承天寺は円爾(弁円/聖一国師)が開きましたが、彼の南宋への渡航を助けたのが謝国明だったため、双方に深い繋がりがありました。円爾は水磨という水車による製粉技術を持ち帰り、承天寺には饂飩蕎麦発祥之地(うどんそば発祥の地)の碑も建…