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日本の雇用制度について

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概要 日本の雇用制度 by 結城永人 日本の雇用制度は戦後の高度経済成長期に、終身雇用、年功序列、企業別労働組合の3つを柱とする日本型雇用慣行が形成され、その後長く続きました。しかし近年では少子高齢化やグローバル化などの影響により、この日本型雇用慣行は変化しつつあります。 終身雇用について 終身雇用の割合は好景気を迎える1980年代までは多かったと見られますが、不況となる1990年代から減少傾向に転じました。2017年には就業者全体の40%程度(男性が32%、女性6.5%)となりました。 出典: 定年まで同じ会社で働き続ける男性は32%、女性は6.5% 終身雇用が減少する理由 終身雇用の減少は少子高齢化やグローバル化などの影響によるものです。少子高齢化により、企業は人材を確保するために非正規雇用労働者を増やしたり、早期退職を促したりするなど、雇用形態の多様化を進めています。また、グローバル化により、企業…

インボイス制度について

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インボイス制度とは何か インボイス制度が導入される by 結城永人 インボイス制度とは2023年10月1日から日本で新たに導入された消費税の仕入税額控除の方式です。正式名称は適格請求書等保存方式といいます。インボイス制度では、売手が買手に対して正確な適用税率や消費税額等を伝えるために一定の項目が記載された適格請求書(インボイス)を交付する必要があります。 インボイス制度の目的は取引の正確な消費税額と消費税率を把握することです。令和元年10月より消費税の軽減税率が導入され、仕入税額の中に8%のものと10%のものが混在するようになりました。正しい消費税の納税額を算出するために商品ごとの価格と税率が記載された書類を保存することになったのです。 インボイス制度の適用を受けるためには売手は「適格請求書発行事業者」に登録する必要があります。適格請求書発行事業者になるためには幾つかの要件を満たす必要があります…